2015年3月2日月曜日

春だ!観葉植物のお手入れ―ドラセナ コンシンネ編

では続きまして、ドラセナ コンシンネのお手入れです。

コンシンネは葉が多くてお手入れが楽しいです。楽しすぎていっぱいお手入れしたいから、普段のお手入れをサボってあとにとっておくくらい楽しいです。


…すみません、ズボラなだけでした。




コンシンネは日向を好みますが、耐陰性があって半日陰でもよく育ちます。
日陰でも明るい場所に置いてやればいいので、場所を選ばず贈り物としては良いですね。


この鉢は購入当初のものです。根元の軽石が白くてよく映えています。初夏には葉の緑も紫の筋も鮮やかに美しくなるので、インテリア観葉らしく見栄えがします。


次のページでは葉のメンテと剪定の作業を行いましょう。








わさっと密集していますね~

これはやりがいあります。




まずは枯れた葉を取り除きましょう。






こんな感じで黄色く枯れた葉をひとつずつ抜き取ります。

抜き取ると言っても、力を込める必要はありません。軽くつまむと自然に葉が落ちます。
逆に、引っ張っても抜けない葉はまだ生きているので、自然に枯れるまでそのままにしておきましょう。(見た目が悪ければハサミでカットします)




葉そのものは元気でも、葉先が枯れてしまっているものもあります。
清潔なハサミで一枚ずつカットしていきましょう。




このとき、カットした葉を自然に見せるため刃先を葉に対して斜めに入れます。


こんな感じ。





枯葉の除去と刃先のカットが終わりました。

葉はスッキリしましたが……、うーん、やっぱり全体にモッサりしていますね。


葉や枝の多いタイプの観葉はこのように密集しがちです。

葉と葉の重なる場所は光合成の妨げになりますし、通気も悪くなって病気や害虫の原因になったりします。



見た目も悪いし、生育に悪影響を及ぼすので清潔で切れ味の良い剪定ばさみで思い切って枝を選定しましょう。




……(´・ω・`)







スッ……(再登場)



ザク……



ざく……




ぽとぽとっ



はー☆彡スッキリ(*´ω`*)=3





落とした枝は挿し木にしてみましょう。

このドラセナで挿し木をするのは初めてですが、可愛いヤツなのできちんと根付くようにしてやりたいです。





ドラセナ コンシンネの手入れが終わりました。ずいぶんスッキリしましたね。


葉や枝の整理をして数を減らすと、根から吸収された養分が切られた枝葉の分、残った枝葉に行き渡るようになります。口減らしですね、要は。


この作業を行うことで株に余力が生まれて元気になり、生育が促進されたり新しい枝が派生してきます。新しい枝が生え、密集してくるごとにまた樹形を整えましょう。


こうやって数か月、数年かけて自分の好きな形に整えていくのも観葉植物の魅力ですね。


盆栽や庭木なんかは何十年、っていうスパンですから、もっとやりがいがあるでしょう。

いずれはその辺りも手を出してみたいのですけどねー(*´ω`*)



次回はガジュマルとフィカス ベルベットです。こちらは簡単なお手入れだけで写真が少なかったので、まとめてお送りします。

1 件のコメント:

  1. いいですね!私も、小さいのをもらったのですが、よろこんで先週、水を沢山あげたら、元気がなくなってしまいました。白いカビもついてしまい、、、天気のよい今日は、カーテン越しで日光浴させて、土の水っけがなくなるようにしてあげました。また、間引きもしました、参考になりました。

    返信削除