2015年2月28日土曜日
2月中にやることのうち、やったことまとめ
はい、では先日まとめてた「やることリスト」から、やったことのまとめをするよー
やったこと順。
●間違えて消してしまった携帯の電話帳→主要連絡先の復帰
最重要の連絡先のみ復帰。完了。
●古いデスクトップPCからのデータ吸出し
整理してあったので素早く完了。過去の私よくやった。
●古いデスクトップPCの廃棄
PCリサイクル適用後の製品だったので、メーカーに回収依頼。
送り状が届いたら、あとは梱包して送るだけ。
まぁ問題としてひとつ、これ重さが25kgくらいあんねんけど(´ω`)
●観葉植物の手入れ
ほぼ完了。詳しくは別に投稿します。
●iモード解約
完了。
以上です(´・ω・`)おや、ひとつ「やらなければならない」事があったような…
●確定申告
あっ(´・ω・`)
2015年2月27日金曜日
お金の話
収入報告と支出予定額、今後の運用計画 -計画編-
前説編、数字編ときて今回は計画編です。
今年の行動目標に沿って、その実現のために短期的な貯金をしましょう。
収入に十分な余裕が無いため、長期的な「貯蓄」については今は考えません。それは新年度(or新生活開始後)から。
現状は個人年金という形で積立てを続けていますので、これについてはおいおい触れていくことにします。
さて、前回と前々回の投稿をご覧頂いた皆様には既にうすうす察してもらえてるのじゃないかと思いますが、
Masamiさんはおかねのけいさんが苦手です(´・ω・`)
その辺ホントにだらしがないのです。
そもそも持ってる額も少ないのにそれすら把握していない。
財布の中身すらいちいち憶えてない。
お金持ちじゃなくて良かった!いっぱいあるとますますわけがわからなくなるものね!ぽじてぃぶしんきん!!
これでもこのシリーズを書き始めて、考えてはいたのです。
ブログに書くことで細かな部分まで把握できるようにしようか、とか。
引っ越しまでの目標金額を決めて日々の無駄を省くようにしようか、とか。
ばくぜんと考えて、
そして考えるのをやめました。
というわけで、今までまとまったお金が必要なときにやってきた従来の貯金方法で行きたいと思います。
無計画です。決して真似をしてはいけません。
でもとっても簡単。
前回の投稿でやった簡単な足し算で、「固定費差し引き後の給与残額」が出ましたね。
見込み支出額差し引き後のアレです。
金額にして¥75,393-。
ここから¥50,000-を貯金に回します。
はい、これで残りが¥25,393-になりました。
……おや?
支出見込額と差し引き貯金額が逆転してるぞ???
そう、支出見込の食費、交通費、雑費、お小遣いを¥25,393-でやりくりすれば済む話なんです。
やりくりすれば済む話なんです。(大事なことなので二回)
収入が少ないなら支出を抑えればいいじゃない。(byマサミー・アントワネット)
なぁに、予算がたかだか半分になったってだけの話です。
それに、先月までのお小遣いの残りが少しばかりあります。家にはお米も水もある。
外出も通勤定期券内で済ませればいいし、遊びに行かないで家で引きこもってればお金も出ていきません。
楽勝じゃね?(´・ω・`)楽勝じゃん!!!
あ、でもひとつだけ減らせないものがあるんです。
交際費。
これだけは削れません。
極力捻出すべきで、削ってはいけないのです。
「金の切れ目は縁の切れ目」って言葉ありますよね。
あれってお金がなくなるとモテなくなるって感じの意味ですけど、
お金ばかりを大事にしていると、お金が絡む人付き合いを避けるようになって、結果人脈が薄れるって面でも同じことが言えると思うんです。
お金が絡むって言っても、そう大したことじゃありません。
久しぶりに会ってお茶する、とか
気が合う友人とお酒の席を楽しむ、とか
そういうことにすら財布の紐を固くするのはどうかってことです。
何事にも行き過ぎはいけませんけどね。
散財しすぎとか、逆に金銭的に余裕がないのに無理して付き合うとか。
閑話休題。
ということで、今月(2/25~3/24)はこの方針で行きます。
途中、軌道修正もあるとは思いますがそれはその都度、記録できればなと思います。
さーて目標に向かって頑張りますかねっと(´・ω・`)
2015年2月26日木曜日
何の仕事してるのかだんだんわからなくなってきた
収入報告の投稿を続けている最中ですが、ここでひと休み。
私の仕事のお話です。
福岡の片隅、大きくも小さくもないオフィスビルの一角で働いてます。
ここで働き始めたのは昨年の4月末のこと。
前職でパワハラと戦いながらも結局心が折れて退職、有給消化という名の短い春休みを終えて、景気よく拾ってくれたのが今の会社です。
短大時代に勉強した設計や製図の知識。
作品制作の経験から近からず遠からず、業務内容も肌にあっているのか、仕事に没頭することができました。
デスクワークで一日中パソコンを向かい合い、新しいことも覚えて最近やっと少し戦力になれてきたかなと思っています。
そんなある日、上司が私の目の前にポンと出してきたもの。
ピンマイクとボイスレコーダー、三脚、Wordファイル。
えっ(´・ω・`)
上司「Masamiちゃん、これでこの台本に書かれている音声を録ってね^^」
えっ?(´・ω・`;三;´・ω・`)えっ?
日頃図面と睨めっこの私。
声のお仕事と言えば数年前勤めていたホームセンター店内での販促放送
「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。本日は○○ホームセンターにご来店ご利用頂きまして、まことにありがとうございます~~」
突然渡されたマイクを握りしめ、他に作業する従業員の隣で恥ずかしさに震えながら声録り。
Masami「ここでh…あっ、噛んじゃった」
同僚「………」
上司「………」
Masami「消火設備、しょうbyおgぼうg…」
同僚「………」
上司「………」
(´・ω・`)おい
えっ?
これ何の仕事?ねえ何の仕事?
早く元の業務に戻りたい。
誰かに聞いてリアクションしてほしいので、
(´・ω・`)努力の結晶、置いておきますね(MP3音声ファイル)
収入報告と支出予定額、今後の運用計画 -数字編-
通帳と睨めっこしてタイピングしていると、いつしか眠気に襲われてそのまま耐えられず撃沈してしまいました。
¥197,171-
¥31,931-
¥148,157-
うぅ…(´;ω;` )私は今…感動している…
先月の差引支給額から諭吉さんがふたりも増えた…
ひとしきり胸が震えたところで 支出予定額の書き出しを行います。
¥15,278-
¥12,976-
¥9,000-
¥5,510-
¥30,000-
¥72,764-
昨年までは上記に加えて¥36,250-の支払いが乗っていたというのに…!(国健保・国年金合算)
¥75,393-
すげえ!!ここしばらく見てなかった大金や!!(大興奮)
○2月度支出見込み額(変動費)○
¥20,000-
¥10,000-
¥10,000-
¥10,000-
-支出合計-
¥50,000-
以下寸感。
家族や会社の人・友人など、交流のために食事に行けば、簡単に野口さんも樋口さんも諭吉さんも羽根をつけて自由な大空へ飛んでいきます。
でも人付き合いってお金に替えられないからね!!!
○お小遣いはある種の保険。各支出で予算マイナスになればここから捻出されます。
いかん、話が逸れてきた。
ひとまず収入報告と支出予定額の記録はこれでおしまいです。
次回、今後の運用計画について。
ホントこういうの苦手なんで、しっちゃかめっちゃかになりそうです。
数字に強い人、「これなんかちょっとおかしくね?」みたいなところがあればご指導ください(´・ω・`)
待て次回!!(´゚д゚`)
2015年2月25日水曜日
収入報告と支出予定額、今後の運用計画 -前説編-
いいか!「資産運用計画」じゃないぞ!
持ってる金を増やせるほど知識も貯蓄も無いんじゃ!(ノД`)・゜・。
せっせと働いて、対価に貰ったお金で今日を生きるばかりなんじゃよ。
さて。
皆の衆!
給料日が来たぞ!!!1(´・ω・`)
現在、有期契約のアルバイトで働いてる私ですが、ありがたいことに雇用主の厚意で1月から時給が100円上がりました。
福岡県の最低賃金は平成27年2月25日現在、727円です。(47都道府県中降順で19位)
私の雇用契約上での時給は1100円。
最低賃金を373円上回っていますが、厚生労働省福岡労働局の職業別求人平均賃金によると、私の職種では平均を下回っていました。
平均を下回っているとはいえ、それでも週5日でフルタイム勤務。少ないながらもまとまったお金は手に入ります。
月給制ではないので月ごとの収入にバラつきが出ますが、出るものはきちんと出ていくのでその中でやりくりせねばなりません。
なにせMasamiさんは奨学金と生命保険、個人年金の支払いに自動車の維持までしてるんです。
収入少ないくせに馬鹿か、と思います。はい。
それでも昨年末から国民健康保険と国民年金がそれぞれ社会保険、厚生年金に切り替わりましたので、トータルで月々4万円弱あった支出が軽減されました。
上記の支出全部払ってたら、差し引いた残り2万円で月の食費交際費交通費衣料費その他もろもろをやりくりせねばならないという地獄の輪舞(ロンド)。
支出もちょっと減ったし、収入もちょっと上がったしで貯金ができるくらいの少しの余裕が…出れば…いいんだけど…。
今年は春先の引っ越しを控えているので、やはり一人暮らしを始めるにあたって明確なライフプランを描きたいものです。
というわけで、ベースアップした1月度分の給与から、公開可能な範囲で収支の記録をつけていきます。
ん?わざわざブログで公開する意味かい?
無駄遣い防止だよ!(´・ω・`)無い袖は振れないんだよ!!
Masamiさんは金銭感覚がおかしいからね。
というわけで、次回の投稿では具体的に数字を書いてくよ。
2月中にやること-デスクトップPCの処分-
電源ボタンを押しては起動画面で沈黙するPCを眺める日々…
適当なファイルをダブルクリックすると、ハードディスクのがりがりという音がして懐かしいデータがウィンドウに映る。
起動したからには中のデータの吸い出しをせねばならん。
「デスクトップPCを処分」
に項目増えて
「デスクトップPCのデータ吸い出し」
がめでたく加わったぞ!ヘ(^o^)/
2015年2月23日月曜日
2月中にやること&春までに検討リスト-含む引っ越し計画-
漫然と「ああしたいこうしたい」と思考を巡らせ準備を進めるも、進展が目に見えないのでモチベが下がってきています。
やることやってますが、やらなきゃいけないこともあとからあとから出てきてだんだんと収拾がつかなくなってきました(笑)
なので、ちゃんと記録とメモを積極的にとっていこうとブログ活用です。
2月も残すところ1週間となりました。
もう全然時間がないですが、仕事も指示待ちの小康状態なので思い切ってやれる限りのことをやりたいと思います。
思いつく限りの「やること」をリストアップして、優先順位をつけずに「できること」を片っ端から片づけていきます。(*´ω`*)やるぞー
☆彡やることリスト☆彡
○確定申告
○デスクトップPCの処分
○コピー用紙・CD-R・ケーブル等PC周辺不要物の処分
○春に向けて観葉植物の手入れ(引っ越しまで水やり以外の手入れが不要になるように)
○不要な手入れ用具・肥料・用土・鉢の処分
○ゲーム機器の処分
○自家製梅酒の整理(漬け瓶から梅の実を除いて小型の瓶につめかえ)
○服・本・不要な画材・古い作品の処分
○iモード解約
○主要連絡先のリカバリ(間違えて携帯の電話帳初期化してしもた…)
今思いつくのはこれぐらいかな。太字は必ずすること。
他にすべきことを思いつけば都度メモって、どこかのタイミングでまたまとめます。
次に、引っ越しに向けて春までに検討すべきこと。物件についてなどのことです。
住みたい家の家賃相場なんかは春までにいくらでも変動するので、予算関連については直近まで保留。
春まではおおまかな計画期間ってことにします。検討するぞー(*´ω`*)
☆彡春までに検討することリスト☆彡
○自動車処分のタイミング
○引っ越し後のおおまかなライフプラン(家探しの条件が決まってから再検討)
○家を探す条件
→冷蔵庫いらないんじゃね?
→洗濯機いらないんじゃね?
→なくても生活できる方法考えればいいんじゃね?
○新居でのネット環境
○タブレットPC、サーフェスの購入
○生命保険と個人年金の見直し(このままだと家賃+食費より高い生命保険・個人年金を支払うことになるんですがそれは)
○アルト号で行く!ストレス解消のための1人車中泊旅行(in関西)
太字は重要な検討項目。おや…最後の1行はとても力が入っているようだ…。
こんなもんか。
ひとつひとつ、特に検討事項の方はブログのほうでも整理していきたいです。
なんかやることいっぱいあるけど、大丈夫か、私。
2015年2月17日火曜日
セミ湿潤治療をしています2
2015年2月15日日曜日
ウイルスに感染してるからって、何なの?馬鹿なの?死ぬの?
夫婦なんだもの、ふたりの子供が欲しいよね?
「Masamiは僕を信じないの?僕はMasamiを信じてるよ。だってお互い、身に憶えがないだろう」
と言ったんだ。
彼は確かにHTLV-Ⅰのキャリアで、私の感染は彼によってもたらされたものだ。
そしてこのウイルスが発見されたのは1980年、彼のお母さんが彼を産んだ1972年には、まだ認識されていなかったんだ。
身に憶えがないのは当然だよね。ただ知らなかっただけなんだもの。
HTLV-Ⅰは上記にあるように、潜伏期間がとても長いね。
成人してからの感染なら、発症前に寿命が来るね!(笑´∀`)
私が発症リスクを持つキャリアだってことが重要なんだよ。
だって、幼い頃からの夢だったんだ。自分の両親が築いたように、幸せな家族を、家庭を、自分も築くことが。それが私の夢であり、希望だったんだよ。
でも40年後、仮に私が病に倒れたらなら。
2015年2月13日金曜日
若くあれ
取引先の43歳の営業マンさんが、下請けのいち従業員である年少の私たち(特に私の後輩くんにだろう)に向けて最後に言って下さった言葉。
―――――――――
いや、事実として埋められない時間の差は確かにあるけど、それは相対的な評価やろ。
そんな若々しくて格好イイ、社会の先輩に「20代が華!」と言われても、私が男だったならともかく、全然説得力ないねん。(ヒドイ!!)
信念とか、矜持とか、そういうものに対する姿勢とかなのかな。
ついそれを口にしてしまうこともある。
「あの頃は良かったぁ」とか言ってしまうと、
うるせえだまれわかぞうがヘ(^o^)/しばくぞ
そうでしょ。
何年後かの自分を想像して、
――――――――――――
43歳の輝く営業マンさんを見て、そう思うのでした。
こういう上司ほしい
2015年2月12日木曜日
月の半分は休みたい
いつも長椅子にかけて眠ってるおいちゃんが今朝も変わらず船を漕いでいるのが目に入って、一安心。
2015年2月9日月曜日
出会いの話3 「やりたいこと」をやってみた結果
それ以外の言葉が見つからないほど、彼の人に貰ったものは大きかった。
「27才のバツイチフリーター」
「ウイルスに感染してるキャリア」
2015年2月5日木曜日
テンション上がった
いつも降りる駅にはホームから地上階に出るための長い階段がある。
階段横にはエスカレーターがあって、ラッシュ時、その乗口には利用者の長蛇の列ができる。
私は混雑するエスカレーターを使うのが嫌いで(混雑ぶりが危なくみえて怖いから)いつも階段を利用している。
長い階段をせっせと毎朝上るのだけど、今朝は私の前に、颯爽と階段を駆け上がる紳士の姿があった。
それがね…!
もうね…!
イケメン紳士でね!
いや、私は紳士の背後からたらたら階段を上っているわけだから、その顔を見ることは叶わないわけだけども。
背中イケメンやねん…!!
背が高くて、しっかりとした肩幅で。
背筋がピーンと伸びて、きれいに白髪を整えてあって。
長い足で漆黒のロングコートをたなびかせながら、軽快に階段を上がっていく紳士。
上り切ったところで息を上がらせているような気配もなく、スマートに改札を抜けていった。
ぶーーーー!!!(鼻血)
なんというか、私はこういう「全体的にイケメン(美女)の雰囲気」に弱い。
街中でそういう人を見かけたら、もう見えなくなるまで目で追ってしまう。
あぁ…!朝からいいもん見たわー!(*´゚д゚`*)=3ハッフーン
私もそういう、雰囲気美人になりたいです。
まずは階段を爽快に上りきる体力をつけることにします。
努力の方向間違ってるとか言うな。(´・ω・`)
そっとしておいてほしい
期待が辛い。
期待に沿えないことが辛い。
イレギュラーが許されないなら存在価値ないんだっつーの。
私が出来損ないだとわかった子供の頃に
何で始末してくれなかったんかな。
わかっとるわ、できるはずないことくらい。
ならばせめてと、できるだけ誰にも迷惑かけずに生きていきたいから
目の前のことを必死こいてやってるだけなんやって。
それだけじゃアカンのかと。
根暗だろうが 臆病者だろうが 偏屈だろうが
与えられた仕事をこなしてる。
それだけじゃアカンのか。
「いつか」のためにちゃんと自分に保険もかけてる。
行かせてもらった短大の奨学金も返してる。
そのために生活が苦しいから、ダブルワークしてる。
そんな人間、ごまんとおるわ。
でもアカンのやろ。
人間的に立派で 面白くて 空気が読めて 親切にしてやらんと満足せんのやろ。
いいよね、そういう人は。私だってそういう人素敵だと思うもん。
仕事やったらいくらでもしたるわ。
でもさ。
それが必要じゃないときくらい、そっとしておいてよ。
私が私の思うように振る舞ったってええやろ。
ごめんって
人と同じようにできなくてごめん
やっと、ちゃんと、少しだけ人並みに近付いたんやけ
ほっといてよ
2015年2月1日日曜日
わざわざ貶しあって、なんか楽しいの?
人には感情がある。
ひとつの事象に対して、ある人は喜び、ある人は悲しみ、憂い、怒る。
人の数だけ、物事の捉え方は違うのだ。
会社や、家庭、地域など自分の属するコミュニティで、何かをしたい、その為の理解を得たいとき。
人には色んな捉え方があるから、自分の意思を通したい場合には、動かしたい相手の立場を理解することが必要だ。
「そんなの当たり前だ」と、
そう思いますか?
では、もし、そのことについて理解を得られず批判、非難、最悪の場合攻撃を受けたとき。
冷静であれますか?
――――――――――
感情、思想を通して論争することの必要性とは何か。
最近、それを考えます。
自分と意見の違う人間と対峙したとき、感情的になって、相手を論破し、結果的には屈服させ、服従させる。
それが目的になってしまったりは、しませんか。
自分の考えを受けれ入れて、同調してほしいからこそ働きかけているのに。
あるいは自分からではなく、相手からそういったアプローチを受けるかもしれません。
相手の考えに同意できなかったとき、自分と相手が同一の意見ではないことを、相手を感情的にさせずに理解してもらうことが、できますか?
理論的に、事実や統計に基づいた前提のある討論ならまだ簡単な話かもしれません。
けれど例えば、親子や夫婦などの親しい関係や、上司・部下、年長・年少などの物理的、社会的立場の差が存在する場合、
その話の本質よりも、相手との関係性で物事を判断したりはしませんか?
そんなことを延々と考えています。
私は、家族や恋人、上司に対して冷静であれないから。
反対意見にあったとき、悲しくなったり、怒ったり、どうでもよくなったり、します。
自分を理解してもらえないことへの焦燥感、苛立ち、孤独を感じます。
そして最後には虚無感に襲われて、傷つく。
けれど本当は、自分自身がその痛みを覚えたとき、相手にも同様の心の動きが存在することを忘れてはならないんです。
むしろ積極的に思い出すべきで。
自分が相手に働きかけることで、自分が望む相手の姿を得られないことに憤るのはとても身勝手なことだと思います。
けれど、「相手に拒否された、攻撃された」と思ってしまうと途端に感情的になってしまう。
そして相手にも感情があることを忘れ、力でねじ伏せることに目的が変わってしまうのです。
ひとは自らの知識、経験からしか思考できません。
自身が受け入れがたいと思う事柄に遭遇したとき、守りに入るのは自然なことでしょう。
それを否定してはならない。
批判されて悲しい、腹立たしい、憎い。それは相手にとっても同じこと。
否定されたからといって、同じように相手の感情を否定していては負の結果しか生まれません。
互いに確固たる信頼関係が築けていないのであればなおのこと、相手を認めなければならない。
相手の考えに納得できなければ、なにも無理にそれを理解し受け入れる必要はありません。
けれど、認めねばならない。
そうでなければ、自分も認められなくなってしまいます。
では、どうすれば拒否する相手に自分の考えを認めてもらうことができるでしょうか。
人が変わるとき、それは受動的な姿勢から能動的な姿勢に変化したときであると思います。
きっかけは何でもいい。
「どうしてそれが良いと思うの?」と疑問をもたせること、
「あなたの力になりたい」と魅力を感じさせること、
「同調すれば得だ」と利益を匂わせること、
「そちらの方がより安全だ」と安心を与えること。
何でもいい。興味をもち、相手に最初の一歩を踏み出してもらう。そこからが本当の理解の始まりになると思うのです。
極論を言えば、自分が相手にできることなど何もありません。
相手の思考、思想、価値観は永久に相手だけのものであり、自分の手には入らないから。
できることは、自分が正しいと思うことをただこなしていくだけ。
相手がその姿をどう受け取り、判断し、行動する(あるいはしない)のかは、全てが相手次第になります。
利害が一致すること、
安全が保証されること、
単純に興味を抱くこと。
それが行動の理由になります。
それは自らがそうであったように、自分の歴史を振り替えれば、積み重ねてきた思考の変遷だと気付くはずです。
無用の争いを避けるため、あるいは、互いに失望してしまわないように。
相手を認め、静かに自らが正しいと思うことをこなす。
それができれば、理想だなと思います。