知人のAさんと話していたら「自己評価を上げるには」という話題になりましたのでここに書き留めておきます。
「自己評価低くて落ち込む…自信がない」って思ってる人、多いのかな?
でもちょっと待って欲しい。
自己評価は低くてもいいんだ。自信がないのは自己評価の高低に左右されるべきではないはずなんだ。
かく言う私もついついそういった言葉を口にしてしまうんですが、実は口で言うほど自己評価は低くないです。
頭でわかってはいるんですけどね、便宜的に「自己評価低い」と表現してしまいます。
私に足りないのは自己肯定感です。
「自己評価を上げる方法」で検索
Aさんの話から拝借。
「自己評価を上げる方法」で検索したら(特定回避のため文言変えています)
ポジティブになろう!
人の評価なんてクソ喰らえ!
自分の幸せは自分が決める!!
ゴーイングマィウェーイ!!!!
と書いてあったそうです
(誇張してます)
あーそれ書いた人って幸せなんだなって思った。
自己評価は「評価」であってそれ以上でも以下でもない
ネガティブだったら
人の評価が気にかかったら
自分は不幸せだと思っていたら
他人のレールに乗っかった人生だったら
アカンのか?と突っ込みたい。
そもそも自己評価が低いこと(高いこと)と、自らに対して満足感・充足感を得ることは
切り離して考えてください。
評価基準は人によって様々かとは思いますが
「評価基準に達している=善」
「評価基準に達していない=悪」では無いのです。
懐かしの通知表で言うなら「たいへんよくできました」「よくできました」「がんばりましょう」くらいの差しか無いんです。
評価基準に達してないなら改善すればいいんです。
だいたい、人間なんて生きてるうちは自分の境遇や所有しているもの、目指しているもの叶えたい夢なんてコロコロ変わるんですから、一度自分に満足したってまたすぐ次の満足を探すものです。
「満たされないから求め続ける」のが人間なんですから。
その途中に「評価」があるだけに過ぎません。
「
計画(plan)」、「
実行(do)」、「
評価(check)」、「
改善(act)」からなるPDCAサイクルという言葉はご存知の方も多いでしょうが、
自己評価なんてのは自己管理のなかの単なるプロセスのひとつでしかありません。
知らん人はググって下さい。
Masamiさんはおバカさんなのでここで説明するにはちょっとキャパ超えてしまいます。
自己評価を上げるための評価をしましょう
あー、そろそろゲシュタルト崩壊してきたわ。こういうときって語彙力の無さがよく分かるわー
さて。
「自己評価」と「自らに対する満足度」を切り離したところでお次は自己「評価」をしましょう。
まずは評価基準を見直すこと。
「自己評価=満足度(善し悪し)」のものさしで作り上げていた評価基準を壊しましょう。
自己評価の枠組みから満足度を捨ててしまえば、今まで自分に対して設定していた基準がどれだけ厳しいものだったか気付くはずです。
次に評価する範囲を定めること。
最初は身近な範囲が良いかもしれません。
先にも書いたように評価基準は人によって様々ですから、どの範囲に定めてもいいと思います。
例えば時間軸なら一か月前後、仕事における評価に絞る、そこから更に案件ごとに細分化していく、など。
私生活やスキル、ステータスなどに範囲を広げていくのはこの作業に慣れてから。
評価基準とその範囲が決められたら、いよいよ評価です。
今までに何を成したか、それによってどうなったか、それは今後どうなっていくか、など。
(何を生み出したか、何に貢献したか、どんな行動をしてどんな結果に繋がったか…)
ここで評価できないことは無理に評価しないで下さい。
評価が下せないということは「
評価基準が明確でない・現実的でない」「
評価範囲があいまい」「
客観的でない・論理的でない」という証拠です。
評価を急ぐ必要はありませんから、腰を据えてじっくりと吟味していきます。
はい。
小見出しに「自己評価を上げるための評価をしましょう」と書きましたね。
「上げる」ためには比較対象が必要なのですよ。
つまり自己評価とは都度繰り返されていくべきものなのです。
評価を終えたら改善、計画、実行を繰り返し、再び評価する
説明しないって書いたのにまた出てきたぞPDCAサイクル!!!
実はブログタイトルに「自己評価を上げる方法」って書いた時点で間違ってるんだけどな!
冒頭に書きましたが「自己評価=満足度」のように捉えている方は、「自己評価」と「満足度」を切り離して考えることでわりかし視野を広げることはできるのではないかな、と思います。
なのでひとつ前の小見出しで書いたことで、「満足度」のほうは少しばかりカバーできるんじゃないでしょうか。
だって、「評価」できたらあとは「改善」していくだけですもの。
まぁMasamiさんはその「改善」が面倒くさくて結局何もしないんだけどな
こうやって繰り返していくことで、自己評価を上げていきましょう。
評価が上がらない?評価基準を下げたまえよ。
また長々と書いてしまった。
いつか満足感情を得る方法についても書きたいですね。
今回の記事も含めてそのあたりは私も不十分ですから、中身は期待できないですけど(遠い目)
人のことは気にかけられるのに、自分のこととなるととんとわからなくなるってことはよくあることです。
そういった部分も含めて、ブログに書き散らかしてみました。
専門家ではないので、読み手にちゃんと伝わるかどうかはわかりませんが。
興味がある方はメンタルヘルスマネジメントの本でも読んでみるといいかもしれません。
いじょ。