2015年2月13日金曜日

若くあれ

「仕事に学歴とかそんなの関係ない。

20代の今、その若さがブランドだ!

チャレンジできることが、可能性があることが強みなんだから!」





ある日の接待の席でのこと。


取引先の43歳の営業マンさんが、下請けのいち従業員である年少の私たち(特に私の後輩くんにだろう)に向けて最後に言って下さった言葉。


お酒の席だったけれど、話を隣で聞いていて、とても思慮深く、強く、熱い人だという印象を受けた。

あぁ、こんな人が先輩だったなら、良い人材が育つだろう。と思わせるような。



冒頭で書いたその人の言葉は、そんな風に思わせる思い遣りのある暖かさが内包されていた。



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若さって、まぶしい。


目が眩んで涙が浮かぶほど、とってもまぶしい。





その営業の方にどんな想いがあって、私達に冒頭の言葉をかけてくれたのか、それはわからないけれど。

私自信も「若さ」は価値あるものだと思うから、共感できる言葉だった。







--うん。



共感はできる。できるけどひとつ、モノ申したい。


それ言うてるアナタも十分若くて眩しいわ!…と(笑´∀`)







若さは年齢じゃない。


いや、事実として埋められない時間の差は確かにあるけど、それは相対的な評価やろ。

多分その方も自分の年齢なんてどうでもいいんだろうし、ただ私達にわかりやすくエールを送ってくれたんだろうと思う。

それが伝わるから、めっちゃありがたい言葉やった。





でもでも。

そんな若々しくて格好イイ、社会の先輩に「20代が華!」と言われても、私が男だったならともかく、全然説得力ないねん。(ヒドイ!!)

それを言うてる43歳営業マンが、輝いて眩しくて、私には直視できんのやわ!






若い人はいくつになっても若いし、老けてる人は10代だろうが20代だろうが老けてる。


全身から醸し出す雰囲気が、その人を物語ってる。




若々しい人と、そうでない人。その違いって、何なんだろう。


信念とか、矜持とか、そういうものに対する姿勢とかなのかな。





言うて私も27やし、年上のお兄様お姉様方に叱られるかもしれませんが。


私も無駄に年を取ったと思ってしまうことはある。

ついそれを口にしてしまうこともある。



「(年下を指して)若いなぁ~!」とか

「あの頃は良かったぁ」とか言ってしまうと、

自分のことだけど、すぐに思いなおして



うるせえだまれわかぞうがヘ(^o^)/しばくぞ

ってなる。(セルフ突っ込み)





いつまでも子供でいることは許されんが、だからといって無闇に年食った気になるなよ、と。

自分の歩んできた年数にばかり目がいって、今の自分をないがしろにするのはよくない。






そうでしょ。

同じことを来年も、10年後も言うのかと。






何年後かの自分を想像して、



今ちゃんと生きろや!

若い他人を羨んでないで、今の自分を羨ましいと思えや!

自分の持ってるこだわりやらプライド握りしめて、それ磨いて輝やかせて、まぶしくなってみせろや!



と思う。





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いくつになっても「若く」あれ。



43歳の輝く営業マンさんを見て、そう思うのでした。


こういう上司ほしい

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