2015年6月9日火曜日

【備忘録】庭にレンゲソウを植える

喫煙所で一緒になった人に、「庭に雑草が生えて困ってる(´・ω・`)」と相談されたので、レンゲソウを植えることを提案した話。

家を購入した際に、庭の土留めにもともと西洋芝が植えてあったけれど、しばらくしてヨモギが庭中に生えてきたとのこと。


最初に芝用除草剤をお勧めしました。
芝を植えてある場所には当然ですが芝以外の雑草類も生えます。もともと根や種が土中に残っていたり、風に乗って種が飛んできたりして、そこから芽吹いてしまうわけです。

除草剤にも成分の違いで多くの種類があって、特定の植物を枯らすもの、植物ぜんぶを枯らすものなど、また農耕地用除草剤・非農耕地用除草剤など、用途によって選ぶことができます。

「除草剤」と名前がついているからといって全ての植物を根絶やしにするものではなく、また全ての除草剤が強力で害があるというわけではありません。

天然成分由来の除草剤もあれば、土壌についてしまうとその効果を失うものもあります(地上に出ている葉・茎を枯らすだけ)。

強力なものであれば、雑草を防ぐために数か月の薬効が残る商品もあります。こういった除草剤は農耕地や井戸の近くでは使用が禁止されているものが多いです。購入時に住所・氏名・職業と身分証明書の確認が必要なものもあります。



芝はもともと自宅を購入した時に植えられていたものだから、無くなってしまっても構わない。しかし土が流れてしまうのも困るとおっしゃられていたので、次に地盤安定材のお話をしました。

地盤安定材はハニカム構造(蜂の巣状)のシートで、傾斜地などの土や砂利が流れ出ないようにするための資材です。クッソ高いです。話はしたけど勧めませんでしたwほぼ特定の商品の話になってしまうので、詳しくは検索してください。

地盤安定材を使用すれば庭の土が雨や人の通行などで流れ出てしまうのを防げます。この資材を敷いたうえで除草剤を利用すれば雑草を根絶やしにすることも可能です。



相談された方は家庭菜園をされていらっしゃったので、最後にレンゲソウの播種をお勧めしました。
農閑期の畑や田圃などにレンゲソウが植えられているのを目にしたことがある方も多くあると思います。
レンゲソウはその花からはちみつを摂ったり、見目に楽しい植物ですね。農家はそれだけで植えているわけじゃありません。

レンゲソウはその根に窒素を蓄え、枯れた後にはいい緑肥になります。地を這うように生えるために他の雑草を抑制します。べんりですね!



その前に芝を剥がさないとならないという面倒くささもありますが、雑草を抑える一番の方法は、まめに庭の管理をしてやることです(*´ω`*)楽をしたかったらとにかく調べることです。


以上、ホームセンター(農薬・農業資材担当)の仕事で蓄えた知識と少しばかりネット検索した結果をメモしてみました。

上記の雑草対策は一例です。
庭に緑などいらないと言うのなら、超強力な除草剤を撒いてコンクリートを打ってしまいましょう。
夏はコンクリートの照り返しで庭が局地的にクッソ熱くなりますけどね!

2 件のコメント:

  1. 春先の田んぼはレンゲが広がってますよね☆

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    1. そう!あれです(^◇^)花が一斉に開く時期なんか、あの風景だけでほっとします~
      見た目にいいだけじゃなくて、ちゃんと植えてある理由があったと知ったときは感動しましたw

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