2015年5月7日木曜日

関西旅行、次も「阪九フェリー」を利用しよう

阪九フェリーやばいマジやばい


去る4月28日夕方。

5日間に及ぶ関西車中泊旅行を終え、九州に戻るため大阪府の泉大津港にて、Masamiはひとり、車の中で乗船待ちをしていました。

旅の終わり、切なく離れ難い想いが胸を強く締め付けます。
微かな排気ガスのにおいと、傾く日がことさらに寂しさを掻き立てるわけです。






車両の乗船が始まり、続々と車が乗り込んで行きます。

陸と船内とを結ぶ架設スロープ(正式名称なんて言うの?タラップの一種なの?)を上りきり、係員さんの指示に従って車を停め、荷物を持って船内に降り立ちます。

この日は夕方17時半出港。海上で一夜を明かし、地元福岡県の新門司港へは翌朝6時到着の予定でした。


自分が乗船しているこの船が「ひびき」という名前で、姉妹船である「いずみ」が先だって1月に就航したのち、続いて4月21日に就航したばかりの新造船だということを知ったのはロビーに上がってからでした。


船内は明るく透明感があって、キラキラと輝いて見えました。
パーテーションのガラスや金属が、所々にある照明光を反射させてそう見えたのかな。

客室へ繋がる回廊には絨毯が貼られ、ぽすぽすと足音を受け止めてくれます。


カードキーで個室の扉を開いてベッドに荷物を放り、改めて周囲を見回すとなんとも不思議な気分。
内装はホテルのそれと違わないというのに、厚みのある冷たい窓ガラスのすぐ向こうには、夕暮れに陰る墨色の海が広がっています。


少しばかり休んだあと夕食を摂るために部屋を出ると、フロア全体に浮足立った気配が満ちていました。家族連れや友人同士の旅行で「ひびき」を利用しているとみえる人々が、楽しそうに言葉を交わしています。

清潔感のあるロビーを抜け上階へあがると、広く開放されたレストランがあり、食事をしながらゆったりと流れ行く陸の夜景を眺めることができます。






船内のスタッフさんはみな明るく笑顔で、きびきびと気持ちよく応対してくれました。


たっぷりと時間をかけて食事を摂ったあと、疲れた身体を引きずって大浴場へ向かいました。
女湯ののれんを抜けて脱衣所に入ると、24時間利用可能なシャワールームと、露天風呂が併設された大浴場へ繋がる扉が目に入ります。

豊富な湯量を湛えたかけ流しの湯船の向かいには洗い場が設置されてあり、シャワーからは贅沢なほどの湯が吐き出されています。海上なのにこれだけの湯量を確保しているなんて、と驚きました。

露天風呂では冷たい風に当たりながら肩まで湯に浸かり、のんびり過ごします。この日はいつもより風が強かったそうです(他のお客さん談)。

お風呂から上がったあとは売店で少しのおつまみとお酒を買って、個室の照明を落として航路を眺めながら、夜景を肴にお酒を飲んで過ごしました。




船内レポートはここまで。
清潔で寝心地の良いベッドで朝を迎え、船内で焼いたパンを買い、下船しました。



いやー。

いいね(*´ω`*)船旅

長距離のフェリーに乗るのは実は初めてだったんですけど、初めてのフェリー旅が新造船だったのは良かったです。

たっぷり満喫できました(*´ω`*)

次回、関西に行く機会ができたときにはまた利用したいと思います。

寝てる間に目的地に着いてるとか最高やろ(*´ω`*)

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